アイドラ

Mさんへ
アイドラはガラードも同じ問題を抱えています。ゴムの劣化です。
私は放送局で使われていた時間が10年、その直後新しいものに交換されていると聞いています。 それでも40年経過しています。使用不使用にかかわらずゴムは経年劣化しますが、車のタイヤと同じで、せめてローテーションをやっています。
数字3はスプリングを外しています。78と45回転用です。②とその下は45と78のアイドラがありますが 使わない、使えない状態です。
4千枚のレコードの中で45回転のレコードは1枚だけですので、使わない。
78はSP用ですから、まず必要ありません。
①が33回転です。 モーターは結構熱を持ちますので その熱がプーリーを伝わり
ゴムに与える影響はゼロではないと思いますので、モーターはパソコンのCPU用冷却フアンを取り付けています。
交換パーツとしてのアイドラは たまにオークションで目にすることはありますが
ガラードだけでした。いよいよ駄目になれば特注で作るところはあるらしいです。
 パソコンと同じで 不調の原因を探すのは 複数個所考えて消去方で探さなければならないですね。今回のワウフラッターはこのアイドラのゴム劣化も考えられましたが
今のところ大丈夫でした。でもいつかは・・・。

※アオドラ式のプレイヤーについて・・詳しく説明してあります。
387.htmlhttp://sakurajima891.blog79.fc2.com/blog-entry-387.html

https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/cdb500f4051b91d658c0c3ac097b188c

プレイヤーの回転軸 

Mさんへ  追伸
数年前の注油は 回転軸の受け(ベアリングの箇所)に油を注せばいいものと思い回転軸までは油は届いていなまったと思います。ターンテーブルの軸も同じです。
特にターンテーブルの回転軸のオイルが劣化したようです。
手で回しても慣性で1~2回転するのがやっとで
5Kぐらいの銅版が載っていますので モーターに掛かる負荷が大きすぎたでしょう。
プレイヤーを逆さまにした状態で軸受けの蓋を外して油を注入しました。
軸棒へ染み込んでいくのが分かりました。
それをターンテーブルの2箇所に。
プレイヤーベースに取り付けて 手でターンテーブルを回すと殆ど抵抗が消えた感じで
慣性だけで廻り続けるようになりました。本来の姿ですね。
回転軸への注油という単純なメンテナンスを軽くみていました。
このまま使い続けるとモーターを焼いた可能性があったと思います。
ま、その前のワウフラッターという警告があったのですが・・。
モーターの悲鳴でした。音に曇りが出ているのは感じていて
この1年、出力管(6550)を替えたり、アームの調整、カートリッジを交換したり
してきました。変化は小さいもので、音への反応は今回のこの軸への注油が一番大きいでした。  今回軸棒を抜いてまでは出来ませんでしたが、取り敢えずワウフラッターは消えましたので、時間があるとき改めて2本の回転軸を分解しようと考えています。
車にたとえれば走りが悪いと、プラグ、タイヤ、キャブレーター、バッテリー替えてみたのにエンジンオイルを古いまま替えなかったのと似ています。不覚でした。

ワウフラッター

Mさんへ
突然でもないと思うのですが、レコード聴いている最中音に揺れが・・
回転ムラが出て、いよいよか、と・・・
局用のターンテーブルにそのモーターといっても40年も使っていると
いつかは寿命が・・・。放送局で10年使われていて計50年。
半分あきらめてネットで同じようなプレイヤー(アイドラ式)を探してみました。
EMTかガラード、古いのでもコンデションのいい完動品は40万、100万円
する。これでは、修理が出来ないか、と取り敢えず問題箇所を当たる。
モーターそのものか(考えにくい)秋葉原だったら交換部品でモーターが探せるかも・・
まず出来ることから。
ターンテーブルの回転は以前から悪い感じはしていましたが、
モーターのトルクが大きいから影響は無いだろうと思っていました。
ネットで調べるとオーデオプレイヤー専用オイルを見つけました。
以前軸に家庭用ミシンオイルを注したところ、専門家から笑われたことがありました。
精度の高いオイルを使った方がいいと・・。
ネットで説明を読み納得して30mlで3000円と安くはないですが
ターンテーブルの底を上にしてモーターとターンテーブルの軸受けを外して
直接注射器で注入しました。・・・これだけで良くなった、とまでは期待せず・・。
・・・構造上アームから全部外さないとならないのでかなり面倒です。
組み立てて回してみるとすぐには効果は現れませんでした。
説明書にはしばらく時間が掛かるともあったので 回転させながら30分ぐらい放置。
ターンテーブルを手で回すと かなり慣性で回転し続け かなり軽く回転するのが分かります。 レコード(クラウデオ・アラウのベートーベン、ソナタ)を聴くと
回転ムラは消えていました。
単純に回転軸のオイルの劣化が原因だったようです。音にも変化が出ています。
最近音のキレが悪いと気になるのでカートリッジか、真空管の劣化か、交換してきました。もしかすると、一番の問題点は軸オイルの劣化だったのかも知れません。
40年前でも業務用の払い下げ流出品でしたが 民生用とは違うので一生使えると太鼓判を押されました。 そのときも、メンテナンスさえすればと聞いた気はします。
Mさんのガラードも構造的に似ていますので、そろそろ注油をやってくださ。
ターンテーブルを外すとモーター軸への注油口はありますが
私はそこにオイルを注していたので問題はないと思っていました。
兎に角軸受けを外す方が確実です。







真空管6550

Mさん
6550を比較しました。
1Chinese 6550(オーデオリサーチ社アンプ用ということで)中国
2-TUNG-SOL(ロシア)
3-Svetlana(ロシア)
4-GENERAL-ELAECTRIC(アメリカ)
価格帯は40ドルから100ドルで、どこでも同じなようです。


比較に掛けたレコードはペーターシュライヤー とリヒテルの
「冬の旅」シューベルト です。
1~4は音の硬く感じる順の並びです。
少なくとも私のところのアンプでの比較です。
GEは8年使い続けています。(ほぼ毎日)
2、3は ロシア製ですが ここ1,2年たまに差し替えて聴きますが
やや硬い感じがします。
4はオークションで落札届いたばかりですが
 一番良さそうに感じました。(あくまで好みですが) 
私はこのペーターシュライヤーの声をオーデオチェックに使います。 
4本の中で一番聴きやすかったのは中国管でした。耐久性がやや心配ですので
2本のうちの1本は不良だったために予備がないのが残念です。
この球はオーデオリサーチのパワーアンプの「CL30」に使われていて
予備のものだったようです。入手できるようなら欲しいですね。
20年前のアンプだそうですが
アメリカなら見つけやすいかもしれません。
ロシア製6550
中国製6550





NさんはGE6550は少し高いけど長く使えていいかもと言っていました。
komikan daikon, 099
6550シングルアンプ
トランスは、英国パートリッジのTK-7441 
WE-300Bでも構いませんが低域がフヤケ気味になるので、
ビーム管6550を使いました。(Nさん)

komikan daikon, 098

電源ケーブルの正逆

Mさんへ
 その極性については言及していませんでした。
逆だと確かに音への違いはありますが
家の配線工事で正しくされているか確認が必要です。
最初に検電器でチェックしています。
正しければ左がアース。右が通電。
極性を調べます。DIYの店でも売っています。
 
次はアンプの電源コードに文字表示があるほうがアースで
・・・正逆もあるかもしれません。正しいという前提で、
それらを分かった上で確認して、後は聞いて耳で確認するしかありません・・。
ペーターシュライヤーとリヒテルの「冬の旅」で正逆を聞き比べしました。
逆はシュライヤーの広域が耳障りになりますが正ではうるささが消えます。
逆では音の定位がズレルように聞こえます。
逆は音像が膨らむ等の現象があり
はっきりと違いが出ます・・・。
民生用の装置では その違いが分かるかは分かりません。
業務用の装置・・といっていいかどうかは・・・


私のところでは違いは分かります。電源の極性は大事です。

Mさんへ パソコンが起動できなくなったら・・・

ハードデスクが壊れたかOSの問題か分かりません。
リカバリーデスクでも修復不可能と出ると
普通はパソコンショップに持ち込む他はないでしょうが・・・
近くになければ自分で何とか・・・
上はマザーボードのアップ写真です。
青のコネクターはDVDプレイヤーやHDを接続する箇所です。
拡張性のあるマザーボードには複数あります。
中の写真は予備(使っていないHDD)をどこでも余っているところへ
接続、電源供給ケーブルも繋ぎます。シャーシーへ固定する必要はありません。

※リカバリーデスクで修復不能となったのでSSDを初期化してOS再インストール
するには以下の方法をとりました。

仮設のHDDを接続。 
SSDとHDのケーブルを外す。
DVDトレイにOSを入れて起動、
OSのインストール先を仮設HDに。・・・OSのインストール。
SSDのケーブルを接続。
BIOS画面で起動優先をこの予備のHDDを選択。
パソコンを起動。(仮設HDで起動)
SSDを初期化する。・・パソコンをシャットダウン。
仮設HDを外す(役割を終える)。
DVDトレイにOSを入れて起動。
インストール先にSSDを選択。インストール。シャットダウン。
起動、BIOS画面でSSDからの起動優先を選択。
再起動。・・・SSDから起動する。




もっと簡単な方法もあると思いますが。
真ん中のHDを仮設として使わなかったのは
データーの保存用にしているので、
万一不都合が生じるといけません。
※ケーブルの接続などの際はその都度電源を落としてからにします。
修復不能になっても諦める前に試す価値はあります。

レコードのスクラッチノイズ対策「

Mさんへ  2017,3,6
レコードのCD化でモニターをヘッドフォンでやっていると LPですが、やはりスクラッチノイズが気になりました。 そこで 水洗いカビなど洗い流した後、タオルで拭いて
LASTとか、バランスウオッシャー(B液、トリートメント)で試しました。
バランスウオッシャーはかなり軽減できてヘッドフォンで聴いていても気にならないほどになりました。LASTは殆んど消えました。
LASTはクリーナーとトリートメントのセットですが、タワーレコード近く(5番街)のオーデオ専門店には別々でも売っていました。(トーレンスの中古プレイヤーを買ったことがあります。)ネットでも買えますが、50ドルと高いですが思い切って・・・。

針クリーナーはオーデオテクニカのStylusCleaning(AT607)は効果的です。

 先日メールに添付しました TASCAM のCDレコーダーは以前の機械に比べて
付いている機能が 「シンク録音」と「オートトラック録音」で
もしこの種のレコーダーを選ぶ時は付いているほうがいいですね。
レコード曲間の空白を感知してトラックNOが自動で進むようになっています。
TESCOMのCD-RW900MKⅡ”は
無音センサーは24db~72dbまでノイズレベルを設定出来るようになっています。
※最近のレコーダーは付いているのが普通かもしれませんが、ま、念の為に。

これを再生するとレコードを聴いてるのと同じアナログ的な音になります。
亡くなった友人のレコードをご遺族へ形見として渡してあげたくCD化を再開しました。
モーツアルトのクラリネット曲(レオプルド・ウラッハ)、
ピアノソナタ(イングリッドヘブラー)、淺川マキ・・・です。

最近オーデオショップで針のクリーニングマシーン(3万円くらい、高周波振動)を
勧められました。(顕微鏡写真で汚れた針先を見せられました。)
ちょっと躊躇、自宅でいろいろ工夫してみました。
レコードのクリーニングはマシーンが、 確かドイツ製で無水アルコールを使い
バキューム式で、12万円ぐらいで、友人が持っていますが、
今のところ水洗いで事足りています。
 3月7日のローカル新聞の広告にありました。
 1万円でフル装備、てんこ盛お機械です。