ヴァージニアの家

http://www.katherineneville.com/tag/teruo-hara/
知人と建築の話(メール)の途中ふと思いつきヴァージニアの原先生の
家をteruo hara で検索(画像)すると見覚えのある建物の外観が
見つかりました。 
7年前調べてみると日本でも翻訳本が出ている有名な女性作家が
朽ち果てようとしているところ これは日本人の建てた建物で興味を
もち、買い取って 内装など少しは手を加えたけど
大切にしていきたい、と10年前に小さい文章を見つけただけでしたが
今日見つけた彼女のHPでは詳しく紹介されていました。

フランス人女性ピアニス

Mさんへ


レコードに関しては余りニュースが無かったので 
久しぶりのメールです。

最近クラシック音楽に詳しい娘と同世代の人と知り合い
初めて聞く名前の演奏家を教えてもらいました。
フランスのピアニストですが
例えばラベルの「夜のガスパール」に関して
マルタ・アルゲリッチとかぺルルミュテールが
ラベルが褒めそうな演奏に思えてお気に入りでしたが
その彼が
Marcell Meyer (1897-1958)
Aqnelle Bundervoet(1922-2015)
がいいと推薦しますので
YouTubeで聴いてみました。
https://www.youtube.com/watch?v=Yh0XQsb2sW8
https://www.youtube.com/watch?v=9GxrZTGXTe4
レコードで見たことはありませんでした。
日本では紹介されてこなかったようです。
今更ながら驚いています。
レコードで聴きたいと思いますので
ネットで検索しました。
日本ではプレスされていないのでフランス盤だと思いますが
数万円・・・
こういう演奏家の存在を知らなかったのはショックです。
フランスでもレコードを探しましたが
名前も知らないのに見つかるはずがありません。
たぶんアメリカでも見ていないと思います。
探して見てください。

Nさんの輸入盤リストも見ましたがありませんでした。
もしあったとしても1枚2~3万円は評価したでしょう。
「不滅の名盤」など1990年代の情報誌でも名前は無いです。
コルトーなどの指導を受けているという時代の演奏家です。

アニュエル・ブンダヴィエとマルセル・メイエ
 
CDやネットでは最近の演奏家
例えばパスカル・ロジェ、
ジャン・フリップ・コーラルなどは聴きました
ロジェは今年の秋、鹿児島(みやまコンセール)にきましたが
聴きに行くほどの興味は湧きませんでした。

複数の評論家が推薦するレコードを
目安に探していましたが その彼は評論家の言うことは
信用していない、自分の耳を・・・と言いますが
まったく恐れ入りました。
片っ端から聴いて確かめる時間はありませんし
無駄をしないいいレコードの買い方と思っていましたが
これに意外な落とし穴がありました。
日本へ演奏活動に来ない演奏家は紹介されていないのです。

79年頃の本や音楽雑誌読みながらのレコード探しは
辞めてネットで配信される音源に切り替えようと思います。
最近音が良くなっています。
24Bitやハイレゾでなくても・・。

出力管6550

mさん、以前メールで送りましたが
6550はGEと他と比較では多少違いが。
TUNG-SOL 中国製   Svetlanaロシア製
オーデオリサーチ用は中国製
とGEアメリカ製の違いは・・
GE以外は、3本とも同じようなもので
アンプの電源を入れて音が安定するまで30分くらいは掛かりますが・・・・
・・電源入れてから時間の経過で幾分か音に変化が・・
時間が経つほど良く聴こえる・・・ので
1時間経過してからレコード掛けていました。
比較に聴いたレコードはペーターシュライヤーとリヒテルの
「冬の旅」です。
ところが・・
GEは何時間経過しても変化を感じません。
他の管に比べると音が小さく、地味になりますが
最初から定位が良く落ち着いて奥まって聴こえます。
あくまでも私のアンプでのことです。
GE以外を予備に買ってはいましたが
今頃(1年前)になって違いに気付きました。 GE以外は要らないです。
TUNG-SOLとオーデオリサーチ用はダルマ管です。が
音質に違いはないです。
GE6550を秋葉原辺りに問い合わせましたが、どこも在庫無し。
ヤフオクでは一本7000円平均ですがペア管が殆ど。
見つかったら1本は予備に買います。
40年前の製作時はRCAだったと思います。  ・・・参考まで。
※以前のメールではTUNG-SOLが好いと書いていたと思いますが
 根拠は幾分かハイ上がりになるので音がクリアーになり、
 それがいいと思っていました。始めのころ耳ざわりな高域が
 落ち着いてくるのに2~3時間掛かっていたのが
 GEは聴き始め音が下がって(1db)暗くなる印象でした。が、
 定位が落ち着いて聴きやすくもあるのでGEに落ち着きました。
 一日中電源を入れっぱなしでも音の出方に変化がありません。
 
真空管アンプは電源入れて時間が経つほど音はよくなる、と聞いていましたし
多少経験もしていましたがGE6550に関しては最初からいいです。

電源の問題・・・パソコン

Mさんへ
起動時にピー音の連続が20回とか鳴り
パソコンの電源が落ちる場合は電源トラブルです。
デスクトップの場合電源部は空気をフアンで
常時取り込んでいます、しかも机の下などに置いていると
埃を吸い込みやすいので最低5年に一度は埃除去のメンテが
必要です。空気が乾燥しているアメリカでも地下や雨の多いとき
空気中の湿気が電源内部の基盤に付着した埃に着くと
ショートして火を噴く場合があります。
 黒いボックスが電源です。 
取り外します。

 マザーボード、DVDドライブやHDD、からケーブルを外します。
接続が判りにくい時は外す前に写真を・・・・
電源のケースカバーを外し、写真のようなエアスプレーか
コンプレッサーの圧縮空気で埃を吹き飛ばします。
最近の掃除機は噴出し口が無いです。ブラシは使わないで・・・・。
ショートの原因を作る恐れがあります。
 ついでにマザーボードの埃も一掃したらいいです。
基盤に積もった埃はショートの原因です。
ピー音はショートの警告と思ってください。
分解掃除で正常に起動するでしょう。パソコンショップへ持ち込むと
100ドルくらいは掛かるでしょう。
エアースプレーはDIYで10ドルくらい。
これくらいは自分でできることでしょう。

Mさんへ プリのメンテ 自分でやれること

プリアンプのメンテナンスは5年に1回は必要かと・・
特に初段管のソケットを浮かせている防振ゴムは換える必要が。
緩やかに変化(劣化)していると音を聞いていても
気付きにくいですが・・・
プリアンプの初段の「6AU6」と「E-180F」は
ゴムが硬化してしまうとシャーシに伝わったスピーカーからの
振動を受けて直接真空管に震度が伝わり
特に低音がぼけてしまいます。
ゴムを交換したらその違いがはっきりわかります。
シャーシーを叩くとスピーカーから叩く音が出ます。
マイクロフォニックノイズ」でしょう。
初段球の振動対策が出来ていれば音は聞こえない筈です。
防振ゴムはヤフオクでたまに見かけますが買う必要はなく
自作で充分です。
劣化は速いとは思いますがスポンジゴム(DIYの店)
を切り取り自作しています。プレイヤーのモーターにも使いますので
一緒に交換しています。
写真矢印の箇所です。5年ぐらいに一度の交換は必須です。
底蓋を外す必要がありますのでかなり面倒です。
注意が必要な事は電源コードを抜いてもコンデンサーに電気が残っていますので
放電しないとむき出しの配線に触れると感電します。




 プリのボリュームはガリガリ音が出たら分解掃除で
赤矢印の接点を磨く。

 これらのメンテは素人でもやれる最低必要なことです。

アイドラーゴムの研磨

Mさんへ
 アイドラーの研磨、仕上げはほぼレコードが聴ける状態にできました。
途中ゴムの材質が、とか積層の工法が良くないのではと
論議されましたが、結局研磨しだいでした。
ガレージ工房で出来ることが解りました。
研磨の道具は自作です。ヤスリは500番ぐらいの目の
爪切りについている金属のヤスリと1000番の耐水サンドペーパーです。
ゴムが楕円や突起がある場合
ヤスリを軽く当てると出ている部分が擦れる音がします。
その音を聞いていると削られると音が小さく、次第には聞こえなくなります。
次にまたヤスリを少し当てる・・・・この繰り返しで
ゴムのアイドラーは限りなく真円に近づいていきます。
根気良く少しづつ・・・
金属のヤスリとゴムですから、削れるのは微々たるものでも
時間さえ掛ければ必ず真円になっていきます。
ゴムを液体窒素などで冷凍して研磨する必要など全く無いことがわかりました。
私のプレイヤーのモーターは50年ほど前のものですが
業務用ですからトルクが強く少々付加を掛けても回転は止まりません。
プーリーの78回転を利用して回しながらヤスリを掛けました。