スピーカーは中古で探せると思います。
エッジやコイルなどの劣化はあるとは思いますが
その場合でもオーバーホールすればいいことで
まずは気にいるかどうかですね。
タンノイのオートグラフ、JBL4345、アルテックA7とか
好き好きです。
スピーカーの入手はできても
問題はアンプです。
OTLアンプがいいとか
マッキントッシュぐらいは・・・とか
スピーカーの価格と同じぐらいアンプに掛かるとか
いろいろ言われましたが、結局掛かった費用は3万円でした。
・・・。
部屋は18畳ほど長方形の半地下でコンクリート造りです。
天井は4mぐらい。
出来たばかり部屋はエコーが大きくそのまま使える状態ではありませんでした。
和室タイプで音が逃げるよりもエコー対策はやりやすいです。
壁の両面が本とレコードで埋まっている状態でデッドに近いです。
エコー、残響は無し。音楽と向かい合うにはいいかなと思っています。
左右の向かい合った壁が同じような状態で、デッドになっています。
壁、床はコンクリートそのものです。天井はフラットではありません。
少し残響があったほうが(ライブ)で聴きやすいとも言いますが
これも好き好きです。
私はデッドの方が虚飾の無い録音された音のまま聴けると思っています。
アンプはアンプ製作が趣味という人によるものです。
スピーカーの能率が高いのでアンプの出力が大きくなくても十分に鳴らせるはずだ、ということで
相談持ちかけて作りました。納得いくまで作り変えてみるという前提で始めましたが
5、6組目で出来るとは想定外でした。
材料は秋葉原で調達したもので、3万円弱。ステレオで1台分です。
音の質はアンプの価格に比例していません。
そちらでも普通に手に入るパーツで特別なものはないでしょう。
このアンプの場合に限ってですが・・
6AN8にかかる電圧が80Vから90Vに
なるように調整が必要。
※6NA8とEL34の組み合わせは思ったようなk電圧が出ない。
超3結のK電圧は普通では40~60V
真空管の組み合わせを5,6種類試しましたが
少なくともこのクリプッシュには その中ではベストでした。
音の音像のくっきりさと定位は完璧です。
低音もある程度の量はありボケも無い・・・。
※100kgもあるコーナーホーンだから床面との関係で
置き方工夫は考えていませんでしたが
アンプによって低音が出れば出るほどボケてきて
アンプの為かと考えていましたが、コーナーホーンといえどじか置きは
低音に良くないとの指摘を受けてから煉瓦で7センチ浮かせました。
10センチでは上がりすぎで、落ち着いたのが7センチでした。
「 erectro-harmonix」ペアで3000円くらいだったと思います。
CDプレイヤーはTEAC VRDS-25XS というものです。
選んだ理由は機械がしっかりしていること。
ちなみに 重量は23kg。
長岡鉄男さん愛用ということもありました。
上のメインアンプに直結です。
ケーブルは少しはしっかりしたものが必要でした。(青い色、オーデオテクニカ社製)
スピーカーケーブルば最終的にベルデン(オレンジと黒)に交換。
(耳障りだった広域が落ち着きました。)
このセッテイングで8年です。
他と比較すればもっと良くなりそうな気はしますが
6年ほど前Y社このスピーカーの試聴会で聴いた音よりも
我が家の音が遥かに良く感じました。
※何をもって音の良し悪しを言うのか・・・。
・・これは私の感じ方ですが
スピーカーから出る音が 生演奏に近く感じるか・・です。
△定位、音の発生する位置はスピーカーの位置から前に出てくるように感じないこと。
飛び出してこなければ音量を上げてもうるさくは感じない。
△音像、は人の声の大きさが小さくまとまっていること、
チェロとバイオリンでは楽器の大きさが違う、その違いがわかること。
楽器の分離がいい。
△ 低域がぼけない。 低音が締まった音。 等です。これらがすべてではありませんが。
これらの条件を満たしたが今の組み合わせです。
同じアンプを三菱の2S-305とアルテックの612Cで試しましたが
いい音にはなりませんでした。
※アンプやスピーカーのスペックで音を想像することはありません。