Mさん 卵ケース

私の部屋は半地下で そちらのベースメンと近い状況で
やっぱりエコー、残響音が気になりました。・・というより最大の問題でした。
ただ、新築当時の何もない状態から
本やレコードなど持ち込むとかなり解消されましたが完全ではありませんでした。
音響専門家の計算でも実際も最良のリスニングポイントは
耳の位置がスピーカーから150センチで、かなり近いものでした。
場所による音の違いは、音が濁る、(重なる)感じがしました。
壁にぶつかって重なる反射音でしょう。
平面のむき出しの壁ではそれが起きるようで、
私なりの対策にひとつがドアに貼り付けた卵のケースに使われているクッションです。
業務用の箱に使われているものです。ひと箱で200個ぐらい入っています。
これ欲しさに卸で買いました。そこまでしなくても入手はできますが。
限りなくデッドに近づいています。
椅子の背もたれが耳より高いので そこで反射している音が耳に入っているのか
と思って、さして気にしていませんでしが・・これで解消された気がします。
試してみる価値はあります。
地味な音になりますが私はデッドに近いほうが 音楽は聴きやすいです。



150センチはあまりにも近いので2m離れて聴いています。



パリのオーデオショップの中古店も覗きましたが
特に必要なものも欲しいものもありませんでしたので
ただ見ただけです。 トーレンスのアイドラのターンテーブルは
良さそうに思いましたが 持ち帰ることは無理ですので・・。
このクラスになれば値段はアメリカも日本も同じです。
400ユーロでした。


Mさんへ 外周スタピライザー

私の使っている外周スタピライザーは40年ほど前のもので
wanvillage  os-12 と記載されていますが今ではネットで検索しても出てきません。
当時でも反ったレコード対策の商品は何種類か出されました。
一つにはバキューム式で吸着するタイプがありました。
今でもオークションで見かけます。メーカーはラックスだったと思います。
レコードとターンテーブルの間に置く材質で音が変わる(良くもなり悪くもなる)と
考えられメーカーは様々(ゴム製、に始まり銅、ガラス、セラミックetc)商品を出しました。
そんな中、盤が反っていて浮き上がっているのでは
シートの材質がどうあれ活かされる事にならないではないか、という意見から
それならということでもこういう商品が開発売り出されました。
音質の問題だけではなく、
激しく反ったレコードは針飛びを起こしてトレースできない場合もありますので
レコードを聴く人は持っていいかな、というものです。
私にとっては必需品です。
ただ、トーレンスのような中吊り構造とか
トルクの小さいタイプ、ダイレクトドライブ、ゴムベルト式のプレイヤー
などに使えるかどうかはわかりません。
Mさんのトーレンスではバネが沈んでしまう可能性があります。
外周スタピライザーが800g
      センタースタピライザーが900g
      銅板が2kgです。
外周スタピライザーは当時でもそうたくさん売れたとも思えず
限定で製造されたものでしょう。
当時知り合いの金属加工の研究所に知人がいて
作れないかと銅板を持ち込んで削って作ってみましたが
波をうってダメで、結局買いました。
ステンレスは熱で膨張変形しやすい金属ですので尚更研削中の冷却は必要です。
削りの加工中に水かオイルで冷却することができる機械を使えば
そう難しいとは思いませんでしたが・・。

私の場合は床が地球に直付けのコンクリートですから
振動が床を通じて伝わる事はゼロに等しいく
インシュレーターも必要ないくらいで
モーターのトルクが耐える範囲で反り対策に重量をかけても
大丈夫ですが、(5kでも・・)
トーレンスの場合空中に浮かす構造のようですから
極端に言えばレコードが何にも接しないで空中に浮いていると
針先が上下に揺れているのを見ていれば・・・反りは気になりますが・・。
でも肝心なのは音ですから、反りの影響が聞こえなければ構わないのでは・・。
プレイヤー自体から考え直す事になりかねません。
反ったレコードは反りを直す機械もあるようです。
もしくは、そんなレコードを諦めるか。



http://d.hatena.ne.jp/takajun7777/20090815/1250299217
http://www.maestrogarage.com/product/1069




mさんへ シェルがみつかりました 


東京サウンドのアームに使われていたシェルです。
これにカートリッジを取り付けアームに差し込むだけです。
パイプアームのシェルとはまったく形状が異なります。
これもDENON102・SP専用に作られているみたいです。
放送局ではこれが使われていたようです。NHKでも・・・・

mさん Nさんのブログがありました

Nさんのブログです。
オーデオの専門店を閉められて久しいですが
現在は店舗を持たず桜島でレコードとオーデオの仕事をされています。
数年前自宅に来てもらったことがあります。
今私が使っているモノのプレイヤー、アームと
ほぼ同じようなセットがあるようです。金額もでています。
私のプレイヤーはコロンビアの業務用となっていますが
DENONとコロンビアは同じ会社でです。
添付画像はDENONとなっていますが内容はアイドラ式で同じです。

「オーデオトム」Nさんのブログ
なぜ今の機械より60年代のものが良いかの説明が述べられています。

 
  オーデオハウス時代のNさん(氏のブログより)
http://sakurajima891.blog79.fc2.com/category8-1.html

Nさんの妥協しない姿勢は未だに健在です。
主義主張は40年前と今と何一つ変わっていません。
プレイヤー、アンプ、スピーカーとモノはそのままです。
40年近く経って未だ色あせない、しかも故障しない、他が欲しくならない装置は
当時予言されたとおりです。
大変な職人気質の人で、音楽に造詣が深いです。
こういう方との出会いは人生に潤いをもたらします。
オーデオ雑誌に見た商品を買いたいけどありますかと申し出ると
説教から始まる・・・とそんな風でした。
・・うちにはそんなものは置いていない、よそへ行ってくれ。・・
自分の耳で納得できるものしか売らない性格ですので
商売もなかなかだったのかも・・・・

ブログに登場する加藤秀夫さんの音は聴きました。
いまペンシルバニアにいるO君は東京のご自宅まで
訪ねて聴かせてもらいましたが
今ここにある装置と同じような鳴り方をしていると感想を語りました。
Nさんは発注して納品されるまで10年かもっと掛かったと聞きました。
カートリッジからスピーカー(ドライブからホーン9に至るまですべて自作される加藤さんでした。
モノラルで30年前1500万円で売られていました。買った人はいました。

たまにオーデオ店に行き最近の装置を聴きますが
何をもっていい音、と言うのか基準が有るようで無いので
高い装置程パワーで押し捲る印象しかありません。


mさんへ シェルは

ヘッドシェルは使っていません。
アームへの直付けは高さの関係で出来ませんでしたので
真鍮の板を加工してアームとカートリッジの間に接着剤で
固定しています。
専用のシェルはあるのですが
業務用ゆえにカートリッジの交換が簡単に出来るような構造で、
オリジナルは板ばねで固定するだけのラフな感じでした。
アームとシェルの関係はガタがあって構わないというような箇所ではないので
このようにしました。
そもそも業務用が音に悪影響があるような付け方をしていないでしょう、という
専門家の意見はもらいましたが・・・・。買ってすぐ改造しました。
音は、低音が締まり解像度は上がったと感じました。カートリッジの交換は面倒になりました。
※外したシェルはどこに仕舞ったか分からず見つかりませんでした。
以前はDENONのパイプ型でしたが東京サウンドにしてから35年で
他と比較していませんので 意見はありません。
アメリカだったらウエスタンにあるようですね。
モーターのクッションです。
Nさんの手作りのようです。
メンテナンスに来てもらった時にもらいました。
ゴム製ですから経年劣化は起きるでしょうから4,5年毎に交換しています。
自分でも造れます。

プレイヤー全体の重量が30Kgぐらいありますので
インシュレーターは普通に市販されているものでは役に立ちませんでした。
床は地面からのコンクリートでですから
木造のように振動が床を伝わって来る事はありませんんので
インシュレーター無しでもかまいませんが振動を吸収するゴムのサイコロを使っています。
大きい音量でもハウリングはありません。


ステレオ用のプレイヤーですがこれも東京サウンドで
モノと同じようにシェルを外しました。買ったのも同じ時期でした。
これも重量が30Kgです。
カートリッジはDENONのDL103です。・・・オルトフォンとエンパイヤは使っていました。
音はクリプッシュホーンで出せますが、レコードをCDへ入れるとき専用に使っていますので
ハウリング対策は特にしていません。
テーブルの盤はマイクロの銅板です。
スタピライザーはレコードが滑りやすいので必要ですね。
※東京サウンドは1970年ごろ10万前後しました。勿論中古です。
 たまにネットで見かけますが同じような価格です。
 放送局の払い下げ品だったと思います。

ガラードの情報が・・

Mさんへ ガラードのメンテについての情報が掲載されています。
参考にしては
http://garrard301.jp/?p=2530

モーター軸への注油は注射器を使いました。
先端は瞬間接着剤に付属している極細のノズルです。
先端は注射針より細いので注入がスムースです。
万一部屋で使用中目撃されても誤解されずに済みますし安全です。
オイルはミシンオイルではなくて専用のオイルです。


mさんへ スペックは

スペックや周波数特性(フラットがいい)がいい音(これも文学的表現の一つ)かどうか決め手には
ならないと思います。

スタジオモニター(業務用)は聴きやすいかと言われればそうでないと・・・
原音再生といっても生演奏の音とはすでに違っています。



食い物に例えると
レストランで皿に盛られた出来立ての料理を味わうか
真空パック詰めされさらに冷凍されたものを
自宅に持ち帰り封を切り解凍して食べることと似ているように思います。

塩が足りないと思えば塩を足せばいいし、それはイコライザーを使えばいいでしょう。
低音の質や量は 好みでしょう。
俗にいうブーミー音でもそれが好きな人もいれば嫌いな人もいて当然で・
悪いとも言い切れません。

むしろ生のコンサートの方がピークやディップが大きいのでは・・。
イコライザーのように調整機を通せるわけではないので。
ホールの状況に左右されやすい・・・
小編成やソロの器楽曲は(拡声しない場合)
レコードよりも聞き取り難く感じます。
所詮レコード音楽はフィクションの世界です。

若い頃はダイヤトーンのP610という16センチのフルレンジを自作のボックスで
聴いていました。
イコライザーで周波数特性を調整したとしてもそれぞれの音域の音質が大型スピーカー
と同じになるかといえば 似て比なるもので、特に低域はどうにもなりませんであるとき諦めました。

スペックに表されるS/Nも良くわかりません。
ターンテーブルでダイレクトドライブでは
ワウフラッターが0,003とか示しますが
それに比べてアイドラは悪いはずですが音質とは関係無いようです。
S/N比よりモーターのトルクが音質に影響しているらしいです。

メーカーのカタログやオーデオ雑誌を読みすぎてもいけません。
  ・・・所詮ちょうちん記事と思っていますので鵜呑みにしたことはありません。

昔、専門家のNさん曰く
録音時のマイクの位置は、
楽器の少ない編成やソロ、マルチ録音はマイクが楽器、音源に近い。
ピアノなどは中に突っ込んでいる場合さえある。
スタジオモニターで忠実に再生すると
聴いている場所がマイクの場所になる。
オーケストラなど大きい編成ではホールの中で空間に位置している。
レコードジャケットの写真に写っている場合がある。
そこに聴いている人の耳が位置していると思っていい。・・・と
どういう聴き方をするか、どう音楽と向き合うかだと。
それによるので 装置や鳴らし方は人それぞれで
決まったことは無い。・・・そうです。・・・同感。

※ガラードのアイドラーが古くなくてワウフラッターが出るのは
  アイドラーの圧力調整がうまく出来ていない・・・・のかも・・・
  コロンビアで経験していますが、圧力を掛け過ぎるとワウフラッターが出ました。
  
 ※ 回転数はストロボスコープが無くてもターンテーブルの上に目印を置いて
   ストップウオッチで1分計り回転を数えればいいでしょう、33と3分の1かどうか。
   ちなみにアメリカの周波数は60Hzでしょう・・。
  
ガラードのメンテナンス情報があるサイトを見つけました。参考にしては。
http://garrard301.jp/?p=2530