mさん Nさんのブログがありました

Nさんのブログです。
オーデオの専門店を閉められて久しいですが
現在は店舗を持たず桜島でレコードとオーデオの仕事をされています。
数年前自宅に来てもらったことがあります。
今私が使っているモノのプレイヤー、アームと
ほぼ同じようなセットがあるようです。金額もでています。
私のプレイヤーはコロンビアの業務用となっていますが
DENONとコロンビアは同じ会社でです。
添付画像はDENONとなっていますが内容はアイドラ式で同じです。

「オーデオトム」Nさんのブログ
なぜ今の機械より60年代のものが良いかの説明が述べられています。

 
  オーデオハウス時代のNさん(氏のブログより)
http://sakurajima891.blog79.fc2.com/category8-1.html

Nさんの妥協しない姿勢は未だに健在です。
主義主張は40年前と今と何一つ変わっていません。
プレイヤー、アンプ、スピーカーとモノはそのままです。
40年近く経って未だ色あせない、しかも故障しない、他が欲しくならない装置は
当時予言されたとおりです。
大変な職人気質の人で、音楽に造詣が深いです。
こういう方との出会いは人生に潤いをもたらします。
オーデオ雑誌に見た商品を買いたいけどありますかと申し出ると
説教から始まる・・・とそんな風でした。
・・うちにはそんなものは置いていない、よそへ行ってくれ。・・
自分の耳で納得できるものしか売らない性格ですので
商売もなかなかだったのかも・・・・

ブログに登場する加藤秀夫さんの音は聴きました。
いまペンシルバニアにいるO君は東京のご自宅まで
訪ねて聴かせてもらいましたが
今ここにある装置と同じような鳴り方をしていると感想を語りました。
Nさんは発注して納品されるまで10年かもっと掛かったと聞きました。
カートリッジからスピーカー(ドライブからホーン9に至るまですべて自作される加藤さんでした。
モノラルで30年前1500万円で売られていました。買った人はいました。

たまにオーデオ店に行き最近の装置を聴きますが
何をもっていい音、と言うのか基準が有るようで無いので
高い装置程パワーで押し捲る印象しかありません。