この春クリプッシュホーン用のアンプを替えました。真空管ではないのですが1980年代GAS社のアンプジラというトランジスタアンプです。
プリアンプは同じGAS社のTHAEDRA (テアドラ)
アンプジラとテアドラはペアーでした。。名称とロゴが奇抜だったので印象に残っていました。縁があって今我が家にあります。何せ40年近い前のビンテージアンプですので2台ともオーバーホールが必要でした。画像のアンプジラの下がイクルクルシーブM4aというパイオニアのA級アンプです。これも35年前のものですが、アンプジラと比較してみました。ほぼ似たような音ですが、軍配はアンプジラです。楽器のリアリティさは圧倒的です。真空管アンプ、300B、FL34、211など聴いて来ましたが真空管アンプの音と違いをあまり感じません。アメリカのアンプですので探せばあるのだろうと思いますがもし見つかってもオーバーホールは必須でしょう。このアンプジラは音質重視の為に安全回路まで削除されていてスピーカーのコイルを焼いたと(悪)評判のアンプなようで、ネットでもそうい記事が数件出ています。・・がもし探すなら「 AMPZILLA ーⅡ」がいいようです。我が家のはⅡです。これにはプリの THAEDRAがベストマッチで、2台でワンセットと思ってください。日本のヤフオクでも良く出ています。ビンテージオーデオ専門店で買うのをお勧めしますが、こちらではメンテがされていたら25万円前後です。THAEDRAは15万前後。・・たぶんアメリカならもっと安いと思います。
※「AMPZILA」のロゴマークは目障りですから黒のシールで隠しています・
AMPZILLA ーⅡ & THAEDRA
- プリとメインの接続は当初SAEC のグレードの低いケーブルでしたが
- SAEC のSL-3030に替えました。
- 無酸素銅の精度数値で7Nです。違いは歴然でした。
- 8Nになると20万円と跳ね上がりますが、そこまでは・・・
- CDプレイヤーとプリの接続は5Nです。ケーブルは重要なアイテムです。
- ここで軽視すると折角のアンプは性能を発揮できません。
オーバーホールで交換した部品です。
40年も経っていますから経年劣化もあります。
大半がコンデンサーです。トランジスタが1個
パーツ劣化原因の一つは熱だそうですから対策として
アンプ自体に空冷フアンは付いていますが パソコン用冷却フアンを加えています。
ネットで調べてみたら、この方法は熱による部品の劣化を
遅らせる効果があると推奨されていました。
DAC→プリのケーブルはJIB(ドイツ)です。
DACはONKYOのパソコン用サウンドカードで
24ビットハイレゾ対応で満足しています。今でも人気で
ヤフオクやメリカルで見かけても2~3万円ですぐ売れます。音楽のネット配信
サービスを使っています、どうせ専用のPCを組む必要はありましたので
コスト的には安上がりです。市販のDACは15万20万するでしょう。
CPUは i5 手持ちの古いもの,マザーボードはASRROOK-H67DE3 ヤフオクで・・3000円。 メモリーは40ぐらい、適当です。 OSはサウンドカードに必要でWin7です。ほぼ10年前のシステムです。HDDはSSD,500GB
DVD/CDドライブば「ブルーレイ対応を2台
※音楽専用PCとしては音楽CDを簡単に30秒でコピーする為です。
コピーソフトはNERO.
今のところクリプッシュホーンはこれまでで一番いい状態だと思います。
※低音がややボケ気味で気になっていました。
スピーカー自体を床から浮かす事でスッキリなるという経験していますので
今回も対策として考えていました。が、その前にと考えたのがケーブルの交換でした。
結果低音のボケはケーブルで解消されました。今回ケーブルの重要性を再認識しました。
クリプッシュホーンでも床に直置きだと低音が増幅されると言われ、5cm上げてみて
その効果はありましたが、このスピーカーに関してはケーブル、アンプに問題が無ければその必要なないと判りました。